濃縮言語「日本語」

日本語って、情報の濃縮や圧縮機能に優れた言語ですよね。最近、英語を聞いたり話したりする機会が以前よりも増えたので、そのことを改めて実感しています。


多くの情報を一度に伝えたいとき、英語だと「早口で沢山話す」という手段を取ることが多いようです。物量作戦ですね。そしてきっと、英語という言語にとってはそれが適した手法なのでしょう。

一方日本語では、俳句の例を引くまでもなく、一字一句の取捨選択にも気を配り、時には言葉の省略も駆使して「情報を圧縮して言葉の総量を減らす」というのが古来から洗練された手法とされているわけです。「量より質」というわけです。使用する文字(漢字)が英語と違って表意文字だというのも大きいのでしょうが、日本語はそのような情報の圧縮を得意とする言語だということです。


さて、近頃、俄には聞き取り難いほど早口で喋る日本人が増えている印象を受けます。私自身も、時としてその傾向があると思います。自分自身について振り返ってみると、早口で喋るときは大抵が喋る内容を充分に整理できていなかったり、適切な言葉が思いついていない場合です。そのようなことのない場合には、ゆっくり喋っても間に合っています。

早口で喋るのは、本人も疲れますし、聞く方も疲れやすいと思うのです。ゆっくりした喋りで間に合わせるため、話す内容をきちんと整理できるよう、また伝えたい内容に合致する言葉を適切に用いることができるよう、もう一度自らを鍛え直さないといけないな、と感じています。



余談ですが、「ロトの紋章」の異魔神が使う超高密度魔法の名前も、「りゅうせい」や「たいよう」等日本語の名前なんですよね。ちょっとニヤッとしてみたり。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック